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2013年10月26日 マッチの郷愁

前回写した地点の近くから。

20131026-1.jpg

 我が家では蚊取線香に火をつける時、いまだにマッチを使っています。それから電池の切れた石油ストーブの芯にも。
 私が小学生の頃(40年前)、マッチを使ってガスコンロに火をつける時、いつも不安でした。たまに大きくボンと燃えましたし。
 マッチに火をつけて大きく燃え上がる姿に一瞬のやすらぎを感じます。

 文献(事物はじまりの物語)に興味深い記載がありました。
「フランスに滞在中、マッチの軸木に白揚樹(ハコヤナギ)が適していることを知った清水は、四方に人を派して探しまわった。その結果、日光山中にみられることを知り、さらに信州(長野県)の諏訪附近と富士山の山林に多いことを確認した。白揚樹はそれまでなんの役にも立たぬ樹木であるとされていたが、マッチの軸木として重要視されるようになった」
 樹木図鑑3冊を見ましたが、白揚(はくよう)樹として紹介されていたのは1冊で、2冊はハコヤナギ、ドロノキ、ヤマナラシとありましたから、地方によって呼び方が違うようです。
 下記サイトによると、現在マッチの軸木として使われる木は白揚樹やアスぺン(ヤマナラシ類)が多いそうです。
電子じばさん館(マッチ)
http://himeji.jibasan.jp/match/shaft/index.html
木がスキかも(ドロノキ)
http://akikawa-m.cocolog-nifty.com/blog/cat7900570/

 また、上記文献に「マッチをすると、軸木の頭部にともる明るい炎。かすかな匂いもして、心が安らぐこともある。それが今では郷愁に近いものになってしまっている」とありました。
 マッチを使い続ける意味が再確認できました。
<引用文献>
吉村昭「事物はじまりの物語」76p,86p,87pちくまプリマー新書
<参考文献>
鈴木康夫「葉実樹皮で確実にわかる樹木図鑑」、濱野周泰「大人の園芸 庭木花木果樹」

この記事へのコメント
Re:マッチの郷愁 by モリノブ

タバコを吸わなくなってから、香取線香の火をつけるのに困ります。炊事場のガスコンロに火をつけるのですが、すこしもったいない?ですね。

Re:マッチの郷愁 by 内藤

モリノブ様、コメントありがとうございます。マッチは、無駄にせず使っていますが、時に無駄遣いしたくなります。人間って不思議です。今年1年は元気がでない年でした。落ち込むばかりで仕事以外はやる気も失せるような日々でした。

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