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2017年05月06日 杭瀬下

安曇野市から。
北アルプスをバックにした菜の花がはえます。

20170506-1.jpg

 前回のつづき
 千曲市(旧更埴市)に杭瀬下(くいせけ)という珍しい地名が見られます。
 珍しい以外にあまり意識したことはなかったのですが、文献(長野県の地名)を読んですっきりしました。

更埴市屋代の千曲川畔に「杭瀬下」(くいせけ)が見えます。この由来は文字通り、千曲川の水流から地域を守るために、杭を打ち、水防施設としたところから生まれた地名とみられます。ただ、「下」を「け」というのが珍しいのでとり上げてみました。川上村には「川端下」(かわはけ)があり、「はけ」は県内に二、三ある段丘をいうものですが、「端」は「羽」とも書き段丘の崖面のことで「下」(け)はその下をいうものと思われますから、「杭瀬下」は杭を打ち並べた堤防の下をいう地名とみられます。

 杭瀬下地区は千曲川の浸水想定区域(浸水深5m〜10m未満・水防法)に指定されていますから、昔は水害常襲地帯であったようです。

<引用文献>
松崎岩夫「長野県の地名」p.239,信濃古代文化研究所

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