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2017年12月01日 東条ダム

筑北村東条(ちくほくむらひがしじょう・旧本城村)の東条ダムから。
ここは、ダムの上から北アルプスがのぞく名所(標高約939m)のようです。

20171201-1.jpg

 東条ダムは、昭和44年7月29日の着工(定礎式)から約1年半後に完成しました。
 文献によると
「東条ダムは、昭和46年3月に建設され、東条川上流部の大沢新田に設けられている。東条川は筑摩山地(海抜1489.5m)に水源を発している。水源地帯及び流域一帯の山地は第三紀層に属し、谷形状は狭溢でかつ急峻で崩壊が多数あり、降雨時に多量の土砂を流送し過去何回か災害を起こしている荒廃河川である。とくに昭和33年、同34年の連年にわたる災害は、流域一帯に甚大な災害を及ぼし、人命財産に多大な被害を与えた。その災害を防ぐためにこの砂防ダムが満杯になるまで農業用水に利用されている。」
とあります。

 実際、昭和34(1959)年8月14日に台風7号が襲来し、東条川がはん濫しました。川沿いの4集落が濁流にのまれ、家屋全壊1、流出12、半壊7、床上浸水200戸、床下浸水400戸の被害(本城村誌)に遭っています。
 この景色を見ていると災害の足跡が風化しているように感じます。 

<引用・参考文献>
本城村誌編纂委員会「本城村誌歴史編」p524,p487,平成14年

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